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![]() ちいさな森工房のプロフィールページを作ってみました。 こちらは元々、ハンドメイド系サーチサイト「雑貨のおまつり」さんに 掲載して頂いていたインタビューなのですが、 サイトさんがトラブルに見舞われ閉鎖されてしまいました。 かつて、掲載のお声がけを頂いてお世話になったにも関わらず、 知らぬうちにこのような結末になってしまっており、とても残念に思っております。 長い間当方が休業中だったこともあり、最後のご挨拶もできませんでしたが、 この場を借りて、お礼を申し上げます。その節は本当にありがとうございました! 管理人さまが今もどこかでインターネットやウェブサイトづくりを 楽しんでいて下さるといいな、と思います^^* 以下、手元にあった元データを一部改訂の上、再掲しております。 質問は「雑貨のおまつり」さんから頂いたもの、 回答と写真は「ちいさな森工房」が用意したものとなります。 (2012年3月 初出 / 2017年8月 回答部分のみ改訂 / 2020年10月 一部削除) ◆自己紹介をお願いします。
皆さまこんにちは! ちいさな森工房と申します。 東京の片隅で、ファッション小物、ピアスケロイド治療用品、 アクセサリー、猫グッズ、動物雑貨などをちまちま作っては、 ネットショップから全国にお届けしています。 動物が好きで、自宅で猫と一緒に暮らしています。 猫好きが高じて、お店のデザインやオリジナルグッズまで飼い猫をモデルに 作ってしまう程の親バカですが、同様に猫好きの方、動物好きの方と お近づきになれましたら嬉しいです。 すべて手仕事の一点ものから、Macを駆使したデジタルコラージュまで、 様々なアイテムの企画・製作・販売をすべて1人でやっています。 きっとお気に召して頂ける品が見つかると思うので、 気軽に遊びにいらしてみて下さいね☆ かわいい工房の仲間たちとおまちしておりますよ〜♪ ![]() はじめまして、ちいさな森工房です! ![]() 春はレース系のつけえりも人気です* ![]() 冬に好評だったイヤマフボンネット。自信作です! ◆ショップ名の由来とコンセプト。 ★ショップ名の由来★ 最初はブランド名として「ちいさな森工房」としたのですが、 いつのまにか普通に委託先やSNSなどで私自身が「森工房さん」と 呼ばれるようになり、そのままショップ名になりました。 わかりやすいし、良いかなぁ、と(笑) 自分が今ものづくりをしている環境が、 都会の中にありながら、すごく緑の多い場所なんですよ。 四方を公園や川に囲まれていて、災害時の避難区域にも指定されているんです。 春にはお花見ができるし、つくしを取ったり、息抜きに散歩したり・・・ 家で仕事をしているので、どうしても煮詰まってしまう時があるんですが、 すぐにフラットな気持ちになれる穏やかな環境が、とてもありがたいです。 「ちいさな森工房」という名称は、 そういった暮らし向きをなんとなく表現してみました。 実際は集合住宅の四角い部屋が作業場なわけですが、 こぢんまりした手仕事の工房、というイメージですね。 あと、日本語とひらがな表記にこだわってみました。 平仮名のまあるくて親しみやすい感じに、ほっとできるというか。 ちょっと崩した感じのかわいらしい書体も気に入っています。 ![]() 自宅を出ると、すぐ近くに緑の公園が広がります。 ★コンセプト★ 看板猫2匹「胡太」「ゆん太」と、マスコットキャラクターの「ぱんだくん(ぬいぐるみ)」、 店主(私)の4人で「ちいさな森工房」ということになっています。 訪れて下さった方に「なんかよくわからないけど、楽しそう!」と 思って頂けるようにしたくて。 もちろん実際は、1から10までひとりでやっているんですが、 私自身があまり目立って外に出て行くタイプではないので、 企画やグッズでちょくちょく可愛いメンバーたちを登場させて、助けてもらってます。 ネットショップ運営って基本的に孤独な作業だと思うんですが、 あまり「1人でやってる感」がないのは、 私自身がこの世界観を楽しめているからかもしれません。 そんな楽しい雰囲気が、お客様にも伝わっていると良いなぁ、と思います。 「きょうも森工房みにいっちゃおう!」と思って頂けたら最高ですね。 ![]() 看板猫の2匹、クリスマスカードに登場したことも! ![]() ぱんだくんはバナーで宣伝してくれました。 ちいさな森工房のメンバーたちは色んな所に登場しています。 ◆ショップをオープンされたきっかけ、本格的に今のお仕事をされるまでの道のりを教えて下さい。 ★ショップについて★ ショップをオープンしたのは、2010年なんですが、 以前は、作ったものをオークションに出していたんです。 それをブログやSNSでも販売するようになって、 「もうすこしちゃんとした形にしたいなぁ」と思うようになったのがきっかけですね。 最初は負担のない形で長く続けたいと思い、無料のカートを利用していたのですが 元来が凝り性なので、しばらく経つと機能を物足りなく感じてしまって。 それで今のカートに移るのを機に、本格的にサイトを作り込むようになりました。 ちょうど愛猫の胡太が病気で亡くなったり、震災があったりして、 心が常にぼんやりと曇っていた時期で、そういった想いも全てひっくるめて 出来たのが今のサイトです。 新しくチャリティコーナーを立ち上げ、亡くなった胡太も工房の看板猫として あらためてショップに登場させました。 形にする事で私自身が救われたというか、前向きさを取り戻す事が出来たんです。 作ったものを売る店というだけでなく、色んな想いを発信する場所にできました。 だから、これからも長く続けていきたいですね。 ![]() ハチワレの胡太。2010年11月10日に永眠しました。いつまでも特別な猫です。 ![]() 福島の小学校のイベント用に寄付したストラップ101点。 ★これまでの道のり★ 私はグラフィックデザインや企画の仕事をやっていた事があるのですが、 実をいうと、昔はアナログ一辺倒でした。 デザイン学校卒なのですが、私達の時代は画材を使う授業がメインで、 まだデザイン=Mac、Adobeって時代ではなかったんです。 それでも校内に10台くらいはMacがあって、選択授業で触っている学生はいたようなんですが、 私はと言えば、一眼レフ片手に散策したりとか、アート系のグループ展をしてみたり・・・ なんか、青かったし、若かったですね! その後、時代の流れとともに社会もどんどんデジタル化していって。 このままではつぶしがきかないな、と感じたので、 独学でCGやDTPを必死に勉強して、おかげでデザイナーへの道が開けました。 でもとにかく流れが早くて・・・日々をやり過ごすだけで精一杯でしたね。 もう終わりがないというか、いま思い出してもちょっと過呼吸になりますが。 たぶん、仕事のスタイルが自分に合っていなかったんだと思います。 持病の喘息が悪化し、倒れるようになっちゃって。。。 それで、自分の身体と向き合いながら、在宅で仕事をするようになって、 昔から好きだった手芸や、いわゆるアナログのモノ作りを再開したんです。 その辺はとても自然な流れでした。 同世代のクリエイターさんと話をすると感じる事なんですが、 私たちの年代は、デジタル黎明期をつぶさに見てきた人達が多いと思うんです。 アナログもデジタルもそれぞれの良さがありますが、 それを絶妙なバランスで取り入れて活躍している方が沢山いらっしゃって。 わたしも、今までの経験を活かしつつ、 今後はそういう風にバランスをとってやっていけたらな、と思っています。 ![]() 色合わせ中。デジタルデザインを出力して、アナログパーツと合わせてみます。 ◆こだわりや工夫されていることはありますか? 金属アレルギー対応や、フレキシブルなパーツ変更オプションを常に意識して、 できるだけ、色んな人がお洒落を楽しめるように、素材や仕様にこだわっています。 皆さんに「選べる」楽しみを感じて頂ければと思います。 イヤーアクセの金具交換ができたり、ネックレスのチェーンを革紐に変えられたり。 また、デザイン部分を取り外せる、金具をプラスして○way仕様にする、等の工夫をしています。 素材に関しては、金属アレルギーに対する配慮から、 肌に長時間触れる部分には、なるべく刺激のない優しい素材を使うよう心がけています。 また、これは個人的見解によるものですが、 動物愛護の観点から、リアルファーの取り扱いはしていません。 そして、売りっぱなしにしない事、メンテナンスや修理なども行っています。 使い込まれた品を見ると、どこに負荷がかかっていたかなどの勉強にもなりますし、 何より、作り手としてとても嬉しくなります。 そして、キレイにしてお返しして、お客様が「大切にします」と言って下さった時などは 本当にやってて良かったなぁ、と感じますね。 これからも沢山の提案をさせて頂きたいと思っています。 ![]() ピン部分には、落下防止のストッパーパッドつき。スワロのりすは取り外してチャームとしても使えます。 ![]() 金属を一切使用しないヘアゴムもオススメです。 ![]() 直筆のお手紙や写真を頂く事も! とても嬉しいです☆ ◆私の宝物。 猫と家族です。 ★ねこ★ 世界中の猫すべてが愛しく思えます。 地域猫活動をしていた経緯があるので、どんなに愛想のないボス猫も、 ボロボロの野良ちゃんも、みんなそれぞれ魅力があり、どの子も可愛く思えるんです。 そしてもちろん、一緒に暮らしてきた元捨て猫の胡太とゆん太には、 家族として格別の愛情があります。 「ゆんこた(看板猫2匹をあわせてこう呼んでいます)」グッズを作ってしまう程だから、 相当の親バカですよね(笑) ![]() プライベートスペースの胡太(とぱんだくん)。 骨壺カバーは布デザインから手作りです。一緒のお墓に入れますように。 ![]() 茶トラのゆん太。私と胡太以外には、決してなつかないので困りものです。 ★家族★ 私が子供の頃に、母は自宅で縫い子をしていて、いつも家では工業用ミシンの音が響いていました。 ひな人形も手作りの木目込人形だったり、服や浴衣も作ってもらいました。 わたしのものづくりのルーツは、ここにあるんだと思います。 お店を始めてからも裁縫のアドバイスをもらったり、よく助けてもらっていました。 近年は病に倒れ、私も休業して看病、介護を頑張りましたが、昨年亡くなりました。 本当にいろいろな事があったので、かなり落ち込んでしまい、ショップ再開まで とても時間がかかってしまいました。 父は起業家なので、昔から日本各地や東南アジアを飛び回っていて、 何事にもめげない精神力というかバイタリティというか、すごいんですよ。 とにかく前向きなので、落ち込んだ時などいつもパワーをもらっています。 行動しなければ何も始まらない、ということを教わりました。 父も母と同時期に病が発覚し、当時は家の中が本当に大変だったのですが、 持ち前の気力と明るさで復活を遂げ、今も現役バリバリです。 きょうだいは2つ歳上の兄がいます。 IT系の学校を出て仕事もそっち方面なので、 私がPC初心者の頃はいろいろと教えてもらい、 おかげでデジタルなものづくりの可能性も広げる事が出来ました。 ![]() 家族旅行で行ったセブの海。良い思い出です。 ◆好きな場所。 基本的にインドアなので自宅が好きです。ねこがいるし。 猫がいる場所が私の好きな場所ですね。 最近は郵便局の前にいるキジ猫に会うのが楽しみです。 私と目が合うと逃げていきますが・・・(何もしていないのですが) 姿が見えないと、心配になりますよ。 ![]() お世話していた地域猫の黒猫さま。堂にいった野良っぷりでした。 ![]() ポスターを作って里親募集の活動をしていたことも。 ![]() バスボムや石鹸を猫の型にしたくて、粘土をこねこね・・・未だに未完成! 買い物では新宿界隈によく出没します。 画材屋さんや手芸屋さん、クラフトショップや雑貨のお店など 気取らない感じのところが多くて、好きなんです。 デパ地下も大好きです。 家族の誕生日だとか、お仏壇に供えるのだとか、 なんだかんだ理由をつけて、美味しそうな物を買ってしまいます。 ◆将来の夢、やってみたいことがありましたら教えて下さい。 ちいさな森工房をずっと続けていきたいです。 今の仕事との向き合い方が気に入っているので その延長線上にずっと立っていられたらな、と思います。 現状、自分が作ったものを発信する最善の方法が 直営ネットショップだと思っているので、 もっと商品のバリエーションを増やしたり、 オリジナルグッズを作ったり、そういった新しいアイデアを 考えている時が、今はとても面白いんです。 ひとりでやっているので、なかなか難しいのですけれど。 今後もちまちまと楽しみながら、出来る事をやっていく予定です。 ネットショップがある程度、成熟したと思えるようになったら、 展示会とか、作家的な活動もやりたいと思っています。 その際は思いっきり趣味の世界でハジけたいですね(笑) ![]() 愛猫のオリジナル布もデザイン! 完全に親バカです!! ![]() ショップのタグやスタンプたちも、もちろん猫デザイン♪ ![]() 愛用のミシン。もう無いメーカーのものなので、壊れたらどうしようとヒヤヒヤしてます。 以上、いかがでしたでしょうかー^^* 5年前の文章を読み返すのはなんとも気恥ずかしい訳ですが、 いやはや、5歳若い分キラキラしてますね(自分でいうな) ケロイド治療用品に本格的に携わる前なので、 まだアクセサリーや服飾系のカラーが強めの時期でした。 猫やぱんだくんも頻繁に登場していましたね。 家族のことや趣味など、事実と変わってしまった部分を少し直しましたが お店の運営や製作のことなどはほとんど変えずに掲載しました。 5年前の自分のやりたいことやこだわりなど... 今の自分は出来ていない事のほうが、多いのですけれど。 介護休業を経て、少し変わってしまった自分への戒めも込めて。 これからまた、少しずつ頑張っていきたいと思います。 2017.08.20 ちいさな森工房 店主 |
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